後悔は暗闇に1

後悔は暗闇に1
俺は気づくと真っ暗な空間にいた。 真っ暗っていうのは何も比喩的なものじゃなく、本当に見えないくらいの暗さだ。 なぜこんなところにいるのか、それは思い出せない。ただ、居酒屋で酔っ払っていたことは覚えている。それからはまったくだ、昔から酒癖の悪かった俺はよく記憶をなくすことだってあった。だが、今回のようなことは初めてだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 混乱していると、微かに人の声がすることに気づいた。 その声の主はバラバラのように思え、上の方から聞こえてくる。 俺は助けを求めるため、声をあげた。 「あの、誰かいますか??助けてください!」 俺の声が響き渡る。まるで風呂で声をだしたような、そんな感じに響いている。 しかし、返答は帰って来なかった。
ピコゴン
ピコゴン
どうも、こんちくわ 高校生です。 たまになんか思いついたら書きます。