後悔は暗闇に1
俺は気づくと真っ暗な空間にいた。
真っ暗っていうのは何も比喩的なものじゃなく、本当に見えないくらいの暗さだ。
なぜこんなところにいるのか、それは思い出せない。ただ、居酒屋で酔っ払っていたことは覚えている。それからはまったくだ、昔から酒癖の悪かった俺はよく記憶をなくすことだってあった。だが、今回のようなことは初めてだ。
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混乱していると、微かに人の声がすることに気づいた。
その声の主はバラバラのように思え、上の方から聞こえてくる。
俺は助けを求めるため、声をあげた。
「あの、誰かいますか??助けてください!」
俺の声が響き渡る。まるで風呂で声をだしたような、そんな感じに響いている。
しかし、返答は帰って来なかった。
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2025/4/4 13:20
ピコゴン
どうも、こんちくわ
高校生です。
たまになんか思いついたら書きます。