星
夜中、ふと窓の外を見てみると、一つの星が他の星と比べて一際輝いて見えた。 輝いて見えていたのは乙女座の一等星、『スピカ』という星。 俺の友人にも、スピカという名前の人物が居た。 そのスピカという人物は皆に優しく、明るく振る舞う元気な人だった。スピカは「将来、俺は宇宙飛行士になる」という大きな目標を抱えていた。理由を尋ねてみると、それは単純なものだった。ただ、「自分と同じ名前の星に行きたいから」という、ごく普通で単純な。 だがスピカはその青い瞳をキラキラと輝かせ、その夢を諦めなかった。 そんなスピカに事件が起きた。 あの元気だったスピカに病気が見つかったのだという。
Weiß
Weiß
成人済み@大体読み専 作品は手紙などをモチーフにしたものが多いかと思われます ※全てフィクションです さり気なくフォローや♥を押します 内容はしっかりと読んでいます 反応が早いときは暇で仕方が無い時です、大体は