尽果
「ごめんね」
小さく零れた彼女の声は、予想の通りそっくりそのまま
「いきなり悪かったね」
僕はそう言って踵を返し、家路を辿る。
やっぱり好きとか、そういう救いが欲しかった。
イヤホンから流れる爽やかな曲は、余計に僕を苦しめた。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2022/3/2 15:57
最終編集日時: 2022/3/2 16:00
犬飼 拓海
小説家になろうやカクヨムなどで執筆、投稿をさせていただいている十代前半物書きもどきです。
Noveleeでは基本的に一ページから三ページ程度で終わる超短編(主に恋愛)を投稿する予定です。どうぞご贔屓に