夢見ノ朝花 〜花の祝福〜
楽しみと緊張で、足の進む速さは早まる。
心臓の音がやけに大きく聞こえる。
結局最後は小走りで、そこに向かっていた。
「人……?」
着いたそこには、十七歳くらいの一人の少女がいた。
艶のある腰までの長い白桜金の髪。睫毛に縁取られた金茶色の瞳。
彼女を作る色素が、金色を帯びている。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/10/26 10:21
夜桜弦音
【よざくら おと】といいます。
主にファンタジー小説に力を入れております。
読んで頂けたら嬉しいです𓅫⸒⸒