ムスカリ

私は、受験生だ。高校受験に向けて必死になっていた。コンコン、ドアを叩く音が聞こえた。机から離れてドアを開けると、兄の勇人が立っていた。彼は、二つのカップを持っていた。一つは、コーヒーで、もう一つはココアだった。 「少し休めよ、はい」 兄は、ココアの入ったカップを私に渡した。 「最近勉強どう?」 兄は、私のベッドに座り、私は、机の椅子に座った。 「ああ、英語がダメダメな感じかな。」 兄は、コーヒーを飲みながら言った。 「なんか分からない事あったら言えよー。」 「分かった、分かった。」
如月 紅葉
如月 紅葉
はじめまして。よろしくお願いします