冬のはじまり 『不思議』×『坂道』で創る140字小説
どんなに仲がいいと思っていても、離れてしまえば一瞬だ。僕らの関係もちょうどそうで。何があったかと言われても何もなかった。だからこそ疎遠になったのだろう。不思議だ。ほんの少し前まで君と一緒に歩いていたこの坂道は、こんなに急勾配だったかな。君のいない左隣を冬の始まりの風が吹いた。
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文字数: 138
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2021/9/7 0:44
しまモク
過去の自作のなかでお気に入りのやつを載せてみようと思います。よろしくお願いします。