最後についた嘘

私は小さい頃から体が不自由で病院に入院する事が多く、中学の半年までずっとベットの上でした。その事を気にしていた私の母は、いつも「大丈夫だよ」と言ってくれた。最初は直ぐ治るよとか言ってくれていたのに今じゃ無理に笑顔を作り言っているように見えた、その日の夜私は聞いてはいけない事を聞いてしまった、そこには私の母親と、病院の先生がいて私の話をしているよく聞いていると母は、病院の先生に娘は大丈夫ですよね?と聞いていた、それを聞いた先生は難しい顔をして「落ち着いて聞いて下さい、娘さんは後余命1年です、と言った。「後一年?」私はボソッと言ったそれを聞いて急いで母親は私の病室に来た、私の母は、ニッコリと笑い、「先生がね貴方の病気が治るって言ってくれたの」と言った、お母さんもう、そんな悲しそうな顔をして嘘を言っちゃダメだよ。私は心の中でそう呟いた
ゼン
ゼン