8月32日 「誰もいない」
ミーンミンミンミン
遠い何処かからそんな音が聞こえる。
「あちぃ」
ベッドよりマシだろう、と床でゴロゴロしているうちに
うたた寝してしまったようだった。
汗ばんだシャツがふんわりと不快感を運んでくる。
面倒くさいからとエアコンをつけなかったのが悪かったのか。
毎年、去年より暑いと感じている気がする。
そんなことをぼんやりと考えながらエアコンをつけた。
24度という数字を確認して部屋を後にする。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/8/13 9:14
最終編集日時: 2025/8/19 7:57
蒼
誰にでも認めてもらえるような小説が書けるようになりたい