好きなタイプ

僕は彼女と話すのが好きだ。 今日は珍しく向こうから話したいと話しかけてきた。 「歩道側を歩いてくれるところが好き」 「コーヒーに氷2個入れても、熱くて飲めないところが好き」 「私の方が年下なのに敬語なのも好き」 「感動する映画で泣いているのがバレていないと思って、全然泣いてないよって言っているところが好き」 「友達を大切にしているところが好き」 「落ちているゴミがあったら、絶対拾うところが好き」 「いつもはあんまり笑わないのに赤ちゃんと動物には自然と微笑んでいるところが好き」 「彼の笑顔はとても素敵なのを彼自身は気づいていないところが好き」
寸志
寸志
はじめまして 恋愛小説を書くことが多いです。