肌寒い朝に冷めたコーヒーをすすりながら約束した

佐原美咲、清水侑汰 俺たちは小学校からの幼馴染で今年同じ高校に入学することになった。 最初の頃は俺の家の事情もあってなかなか仲良くはしなかったけど、中1になった時に美咲が話しかけてくれてよく一緒に下校するようになった。そこからだろうか。美咲に恋心を抱くようになった。 今日直接は恥ずかしいから、朝早めに起きて電話で告白する。 プルルル… 「もしもし?」 「美咲、侑汰だよ。今日伝えたいことがあって」 「ん、いいよ」 「俺、美咲のことが好きなんだ。もしよかったら彼女になってくれないか?」
蓮香千暉
蓮香千暉
蓮香千暉です。 まだ小説は作り慣れないですが温かい目で読んでいただけると嬉しいです。