4話 解放と探し物
下駄箱の横に置いてある荷物の中身を一応確認してみる。
懐かさを感じさせるポーチ、筆箱や教科書が入っていた。
「私のだ…」
とりあえずリュックを背負って自分の外靴を探す。
「確かここらへんだった気がするんだけどな…」
微かな記憶を頼りに下駄箱を覗き見る。
「あった!」
懐かしいスニーカーを取り出し、履き替え玄関の扉を恐る恐る開け外の様子を伺う。懐かしい風景を見渡して、ほっとする。
外の空気を目いっぱい吸い込みながら帰る方向に歩を進める。
「長いようで短かったなぁ」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/12/29 10:23
最終編集日時: 2024/12/29 10:26
障子メンタル
超ど素人です。
私の妄想をマイペースに投稿しています。
句読点を無駄遣いするような文章を描きます。
温かい心で読んでいただければ幸いです。