幸せ

幸せ
真っ暗な部屋で、勉強机と睨めっこしていた。 眠れない夜だった。 特に行き場のない手のひらに、小さく光が差し込んだ。 永い永い夜が明けようとしていることは、何も意識しなくとも容易く理解できた。 重たい身体でゆっくりと窓のそばに移動する。
骸ノ詩
骸ノ詩
皆さんこんばんは、骸ノ詩です。 暗い系が多いですが、寄り添えるようなお話を目指しています。 どうか皆さんの心に小さな灯りを灯せますように。 ちなみにコメントに喜びます(笑)