【黑山羊文學】Amazing grace

【黑山羊文學】Amazing grace
[成人以外の閲覧は禁止とさせていただきます]  智成はキャベツの芯を、銀の器の底に溜まった胡麻油に潜らせて、口に運ぶ。  それをふた噛みして苦さに顔を顰め、ハイボールで流しこんだ。  暗い通路、簾を潜った先のボックス席、背中を丸めて座る智成の両隣には男が2人、正面にも2人。  少し前から両隣が非課税投資の話で盛り上がり、自分は障害物となってしまっていたので、一度トイレに立ちつつ、席を変わろうかと迷う。
積山 精々
積山 精々
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