メモリ

 君の記憶の中に何か一つでも私に関する記憶が残ればいいと願う。  たとえ何度君の記憶が消えようとも欲を言えばわたしの記憶は残っていて欲しい。  でもそんなことは叶わないから。  何度でも君の元を尋ねる。自己紹介を重ねて私を知ってもらおう。  今日より明日、明日より明後日、思い出を作ろう。  そうすればいつかまだ寝ぼけた瞳を擦って「“また”来たの?」って呆れたように笑って言ってくれるかもしれない。  だから、私は何度も君と出会う。  寝たら記憶の無くなってしまう君のために。
るり
るり
拙い文章ですが、温かい目で見てください。 よろしくお願いします!