最初で最後のイルミネーション

最初で最後のイルミネーション
俺は初めて人に恋をした、小中と恋愛などした事無かった俺が初めて人に恋をしたこの人と一緒に居ると何故か笑顔になれた、学校も毎日行こうと思えるくらいだった、俺は彼女の下駄箱に手紙を書いて屋上で告白した人生初の告白はまさかのokを貰って凄く嬉しかった、それから時が流れ、俺は彼女にデートを誘おうと考えたでも俺はデート経験が無いので、クラスで一番モテてる、桐生に話したそしたら「もう直ぐクリスマスだろ?イルミとか行ったら良いんじゃねぇの?」そう言われ俺は急いで彼女にデートに誘った彼女は嬉しそうに頷いてくれたけど少し元気がなかった、   デートをする日になり俺は彼女がくる時間より早く来て待っていた、その後彼女が「ごめん遅くなった」と俺に謝って来た俺は「大丈夫俺も今きた所」などと言った、彼女とイルミネーションを見て行くとやはり周りはカップルだらけ、前はリア充がー、と思っていたけど俺も遂にリア充突入かーと考えていると、彼女がいきなり立ち止まって「少し話があるの聞いて欲しい」と言われ俺は人が居なさそうな所行こうかと切り出してベンチに座った、彼女は困った顔で「私と別れて欲しい...」とだけ言った、俺は聞き間違えだと思いもう一度言ってもらった、やはり間違えでは無い彼女に別れを切り出されたのだ、俺は必死に「なんで?俺と居るの嫌だった?まさか俺のこと嫌いになったとか?」と聞くと彼女は涙目になりながら一言だけ、 「他に好きな人が出来ちゃったんだ...」 俺はそれを聞いた途端周りの音が聞こえなくなってただ俺は、「あーあ、初めのデートで最後のイルミかー」なんて思いながら無言で彼女の言葉を聞いていた
ゼン
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