インスタント宇宙旅行 〜上弦の月〜
「……なに、これ?」
部屋の中央には、人が中に入れそうなほど巨大な白い立方体があった。
壁や床と同じような白色なのに、それだけが妙な存在感を放っている。
表面には継ぎ目らしいものもなく、輪郭をなぞるように淡い白い光が浮かんでいた。
「すごいでしょ?」
隣で星来が得意げに笑う。
「これはね、NOAって言って、めっちゃ簡単に行きたい場所に行くための乗り物だよ!」
「…………」
正直、何を言っているのかよく分からない。そんな私の様子を見て星来は「んー……何て説明すればいいのかなぁ」と呟いていた。
星来が辺りを見回したあと、突然声を上げた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/8/23 3:54
千莵
今年度は頑張って投稿頻度を上げたいです!