神と魔物の対話

とある世界、とある場所。 魔物である俺は神と対話していた。 何もおかしな事はない。 自分の信者を増やすために神が直接話しかけてくるのは、この世界ではよくある事だ。 だが、俺は神には興味がない。 何を言われようと信仰する気はないのだ。 「毎日祈りを捧げるのです」 神は言う。くだらない戯言だ。 「あなたの仲間も、既に私の信者となっているのですよ」
ルリカラ
ルリカラ
空想が好きな黒猫です。 普段は他サイトで長編を書いています。短編はあまり書かないので投稿頻度は低め。 サムネイルはいつも適当に作ってます。 よろしくお願いします!