君がため プレゼントした 金色の リングは今も 机の中に

あれは、俺が高校生の時。 当時は彼女がいた。 彼女が誕生日を迎えるということで、プレゼントをすることにした。 俺は必死に考えて、友だちに相談もして、悩んだ結果、リングをプレゼントすることにした。 なけなしのお金を使って、百貨店で金色と銀色のリングを買った。ペアリングのようにしたかったのだ。 そして、誕生日当日。彼女には銀色のリングをプレゼントした。俺は金色のリングを大切に机の中にしまった。お互いのリングが俺たちを繋いでくれると信じて疑わなかった。 結局、彼女とは別れてしまった。 好きな人ができたからと、あっさり振られてしまった。
かづき
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