第8回N1 運命のキャンパス

第8回N1 運命のキャンパス
受験日の前々日。 薄暗い教室の中、私は一人参考書をにらんでいた。 静かな教室に聞こえるのはシャーペンの芯が紙に擦れる音だけ。 運命、か……。 ぽつりと私はそう呟いた。 朝早くに学校に来て静かで冷たい教室の中。 白い息を吐きながら 私が難関大学を目指そうと考えたこと。 決して裕福ではないけれど自分を応援してくれる家族がいること。 全部、抗えない運命だということを考えてしまって何故だかちょっぴり寂しくなった。
つきみ
つきみ
メロンパンが食べたい! start line 2024.10.16