窓
 或る日或る國の少女はいつものように窓辺に腰掛け、夕日を眺めておりました    彼女はいい生まれの子でしたから欲するものにはまぁそうそう困ることはありませんでした    そのため思い入れのある物事以外に関する価値観というか感じ方が他と少々鈍いのでありました  其の日の夕、家の世話役のものが彼女の大事にする花瓶を割ってしまったのです 「何をしているの!!よくも私の花瓶を割ったわね!!」
新野楓衣
新野楓衣
初めまして、新野楓衣(あらのふうい)です。趣味は読書とベースで芥川龍之介が好きです。しがない雪国の高校生ですがよろしくお願いします。