少女は夢を見る

少女は夢を見た。 街から離れた場所にある大きな山に入って行く。 その山は、少女が訪れたことも見たこともない山だった。 どころか、後ろに微かに見える街の風景も住宅街や ホテルの看板など、さまざまなものが見える。 普通の街並み、どこでも見れる風景。 だが、少女は依然として見たことがなかった。 少女は夢だと自覚していた。
ひまじん
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