トイレの花子さん誕生!

トイレの花子さん誕生!
私が最後に見た景色は病院の白い天井だった。真っ白な天井と隣に座る両親や医者に見送られ、私は息を引き取った。 「は?」 次に目を覚ました時は両足が地面についていなかった。ぷかぷか宙に浮かんでいたのだ。 死んで幽霊になったのだから当たり前かもしれないが、私が伸ばしていた髪も短くなりおかっぱ。 服も真っ赤なスカートである。 何より今いる場所は 「なんでトイレ?」 なんだか嫌な予感がしてトイレにあった鏡を恐る恐る覗いてみると…
実々
実々
はじめまして!実々(みみ)です。 ファンタジーも恋愛もどんなジャンルも大好きな中学生です。 小説書くの初心者なので暖かく見守ってください。