失恋

高校2年生の頃、好きな人がいた。 頭が良く、バスケが得意で、あまり多くは喋らない人だった。 だけど、人と話すのが嫌いとういわけじゃなくて、話しかけると普通に話をしてくれて、授業で分からない内容があると教えてくれて、周りがよく見えていて、困っている人は放って置けない人だった。 俺はそんな彼女と文化祭の準備をきっかけに話すようになった。 初めの頃はお互いに少し硬くなりながら敬語混じりの会話をしていたけれど、少しずつ強張りが解けていって気さくに話せるようになっていた。 気づけば、俺の周りにはたくさんの人が集まるようになっていた。
鬼ウサギ
鬼ウサギ
結構ファンタジー系の方面に寄った作品が多くなると思います。それと、かなり不定期に書くので全然上がらないことが多々あります。こんなのでも良ければ見ていってください!