あの日峠で
放課後の風がカーテンを揺らした。
「決まりだね。じゃあ集合は朝5時、駅前のコンビニ!」
ハルはそう言い残して、カバンを肩にかけ、軽やかな足取りで教室を後にした。残された僕は、ハルがいた場所にかすかに残る、柔軟剤とシャンプーが混ざったような匂いを肺いっぱいに吸い込む
「5時か、まぁいいよ、」
本当は、坂道が辛いとかどうでも良かった。ただ、2人きりで長い時間過ごすことが、今の僕には少しだけ眩しかったのだ。
翌朝。
約束の5分前に着いたはずなのに、ハルはもう自転車にまたがって待っていた。
「遅い!青春はまってくれないんだよ!」
「・・・まだ5時前だろ」
僕たちはペダルを漕ぎ出した。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/3/10 7:27
初めましてですね
小説を投稿します、おそらく変な文になります。