大きな桜の木の2人

今日、人生の岐路に立った。 学校のチャイムが鳴り響く。 3年間一緒に過ごしたみんなはいつもと違い、お手本の礼儀のような格好をした。太陽の光が当たって光、涙を流した。 「みんなとまた会えるかな・・・」 隣にいた友達に問いかけた。 「何言ってんだよ、近いうちにまた会えばいいじゃないか。」 聞き慣れた笑い口調が耳に響く。 「それもそうだな。」 僕らは、目の前の大きな桜の木を見つめた。大きく、強く咲いていた。まるで、僕らを祝うかの様に。来年もきっとここでこの真っピンク色の桜を見ている人がいるのかなと思うとなんだか不安が消えていったように感じた。 「じゃあな、またいつか。」
如月 織兎(元如月 紅葉)
如月 織兎(元如月 紅葉)
はじめまして。ただの本オタクの学生です。私は、1人でも私の書いた物語を読んで頂けたら、幸いです。よろしくお願いします。