閃雷イマジネーション一話

閃雷イマジネーション一話
 「ハァハァ、ハァ…!」 東京の入り組んだ路地を、男が何かから逃げるように走る。その体は傷ついており、掌にはUSBを握りしめている。 「早く知らせなくては…!」 男の持つ一つの情報が、後の大事件の引き金となる−。  二XXX年、東京−。 密集したビルの間を少年は走り抜ける。ここ数十年で東京は異常な発達を遂げ、近未来都市へと変貌した。それには幾つかの背景があるが、最も大きいのは“超能力”だろう。  
おさかな
おさかな
高3男子です。まだ書き始めたばかりなので拙いですが、温かい目で見ていただけると幸いです。 好きなジャンルはファンタジー(ゲームが題材のもの、SF)とミステリーです。最近気づいたのですが、ヤンキーものも結構好きです。週2〜3回程度を目安に投稿しようと思います。