空の色が消える前に

夏の夕方は、空の色が少し長く残る。 そんな景色を少しでも長く見ていたくて、私はいつもよりゆっくり歩いた。 だけど、その時間が長くなるほど胸の奥が苦しくなる。 ――もう、そんな季節なのか。 空を見上げて、小さく問いかける。
Rou
Rou
初めまして。ろうです。初めて小説を書きます。よろしくお願いします。