海を眺める丘の上にて 〜思い出のアトリエ編(1)〜

「起きろっ、柳原!!おい!!起きろって!!」 そんな大声で目が覚めた。 起きて周りを見渡せば、ここはどうやら森の中だ。 「っよかったっ…!おま、心配させるんじゃねえよ…俺、ただでさえ体力ないんだからさぁ…!」 今にも泣きそうな声で目の前の親友…小鳥遊くんは言う。 強く抱きしめられて、彼の体が酷く熱いのに気がついた。…いや、僕が冷たすぎるのかもしれない。
くうきり
くうきり
最近始めました。まだ何もわからないような状態です。よろしくお願いします。