Novelee
N
Novelee
読む
発見
募集
ログイン
メニュー
見るための月
放課後の教室は、いつもより少し静かだった。 先生の背中が夕焼けに染まり、揺れる輪郭を見つめるだけで胸がざわつく。 「先生って、夜空の月みたいです。」 先生が振り返る。 「……急にどうしたの?」 「毎日見えるのに、どんなに手を伸ばしても届かないんです。」
続きを読む
3
1
閲覧数: 39
文字数: 299
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/11/25 8:05
寸志
はじめまして 恋愛小説を書くことが多いです。