BELL 12. over the rainbow5

BELL 12. over the rainbow5
ドアを開けると、相変わらず薄明るいそこには少し変化があった。 おおよその機器の位置は変わってこそいなかったが、ソファとテーブルは壁際に押しこんであり、中央が空いて閑散としていた。 カラオケ画面を映していた巨大なモニターの前には二つの段差があり、上にはギターとベースがそれぞれ二つずつ、左右に並んでいる。また、一番奥に、今までどこにあったのか、黒いドラムが置いてあった。 先程カラオケ部屋だったそこは、今やステージになっていた。 「来たな」 どこからともなく現れた葵生が、四人を一瞥して言った。 四人を一瞥して、ひよりに目を止めた。
つばめ
つばめ
活字中毒 お酒と煙草が好きな成人済。 食えねえ文章ばっか書いてます。 素敵な人だけふぉろすることにしました。おべっか使えないんで。好きなひとにベタベタくっつきます。 オタクじゃないけどオタクみたいな話し方してしまう病。あとこころの病持ち。夜になると黒くなります。気に障ったらごめんね。悪気はないからタチ悪いね。悪いようにはしないんで よろしゅうお願いしやす Novelee:: 2024.08.22-