アスフール 6

 放課後、帰ろうと立ち上がって振り返ると、環と雅彦が二人で何かを話していた。 「・・・さ、もういっそアレを囮にして、証拠を掴めば・・・」 「・・・万が一の・・・だろ。透子が・・・たら」  何話してるんだろう?  私はそう思いながら近づいた。
えむ
多忙ですが読書が好きです。色々な方の作品を読ませて頂き、ありがたいです。自作はあまり上手くは有りませんが、感想など頂けると喜びます。