眠れない夜に
たぶん、ずっと一人だったなら、一人で寂しいなんて思わないでいれた。
なのに、また、誰かを求めて、違う何処かなら、もしかしたらって思って、走って、転んで、膝が痛くて、泣き出すんだ。
思ってたのと違うって、泣き出して、また探して。
馬鹿みたいだなって、思う。
たくさん失くして、病んで、なにもないようかに思えても、なにかはあって、なにかにはなるんだろう。
産まれたときは、なにも持ってなくて、気がついたら増えてって、失ってを繰り返して、虚しいようだけど、そうやって、なにかあった。が、増えていくことは、嬉しいことだと思う。
失くしたことがかなしいのは、それだけ大事だったことを大事にしていきたい。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/10/1 13:01
英兎