第二十五話 告白

第二十五話 告白
 ラーグが新たにジニアへ加わり、ルルカさんが長い長い潜入捜査から帰還して、早一週間が経った。  あれから『暁の会』に目立った動きはなく、僕達は彼らについて調査しながらも、『cafe:zinnia』の営業を続けている。 「どわぁっ」  ……一つ、重大な悩みを抱えて。  ガシャンッと甲高い音が店内に響いたかと思うと、床には割れたカップと円形に溢れたコーヒーが無惨に散乱していた。 「ラーグ……」  僕は呆れて、彼の名をただ呼ぶことしかできない。 「あはは、悪りぃ悪りぃ」 「いや、『悪りぃ悪りぃ』じゃねぇよ。お前この一週間で何枚食器割ったよ?」 「まあまあ、そう怒るなよ〜」
白崎ライカ
白崎ライカ
アニメ、ファンタジー、剣戟アクションが好きです。 自分の好きな時に書いてるので、 不定期投稿です。 温かい目で見て下さると作者は喜びます! 使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです! カクヨムでも連載を始めました! よろしくお願いします〜