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月影ノ誓 十一
第六節:契約の痕(けいやくのあと) ──薬が、切れていた。 胸の奥が焼けつくように痛む。冷や汗が背を這い、視界がかすむ。 だが百合丸は、誰にも悟らせぬように笑みを浮かべた。
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文字数: 1936
カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/8/4 11:59
まき
noteにて創作過程をUP中 https://note.com/dear_lupine5734