お友達

お友達
私はあの子が好きだ。 そう、所謂「同性愛者」というものだろう。 世間はそう区切っている。それに対して私は何も思わないが、周りは引いたように「そうなんだ……」と言って返事をするのが何よりも気に食わなかった。 もちろん、私の好きな子に好きだとは言っていない。それが恐ろしいから?そんな訳ではなく、今は「友達」という肩書きに浸りたいだけなのである。 その子から初めて「私たちって友達なんだね」と言われた。もちろん私にとってはずっと前からそうだと思っていた分、結構ショックだったが、同時に認められたような気がして嬉しかった。 その子は基本何にも無関心なので、それがいいと思っているが、初めて話した時はなんて冷たい人なんだろう、と少し驚いた。だが、今になっては何も驚くことは無かった。 もう少しこの関係でいよう。 私には面白い知人がいる。 その人は会う度話しかけて来る。
海
ご覧頂きありがとうございます 結構病みやすい性格をしていますが仲良くしていただけると嬉しいです 空白が多くて申し訳ないです。