詳しすぎるクレーマー
ある駅の窓口の前に一人の男が立っていた。
「やらかしてくれたねぇ!ガム踏んだじゃねえかよ」
「それは申し訳ありません……」
「じゃあ弁償してもらおうか」
「それは致しかねます……」
彼は駅員相手に飛躍した理論を見せつけ、屈服させようとする。
「お前じゃ話にならん!管区長を呼べ!」
「管区長は今いないですね」
「じゃあ助役呼べ、助役」
「助役は会議に出ております……」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2021/9/18 2:29
最終編集日時: 2022/3/2 16:02
犬飼 拓海
小説家になろうやカクヨムなどで執筆、投稿をさせていただいている十代前半物書きもどきです。
Noveleeでは基本的に一ページから三ページ程度で終わる超短編(主に恋愛)を投稿する予定です。どうぞご贔屓に