1分1秒を争う戦い
先日、立ち寄ったコンビニでカップ焼きそばを購入した。
めんどくさがりな私は、夜食を食べたくなった時のために、カップ麺を常備している。家から歩いて3分の場所にコンビニはある。しかも東西南北に4店舗、系列は全てセブンイレブンである。コンビニが近くにあって便利なのはいいことだが、多すぎて「家の近くのコンビニで待ち合わせ」が使えない。幸いなことに、郵便局、神社、スーパーもあるので今のところ待ち合わせで困ったことはないが多すぎる。
カップ麺の常備は、基本的に一つ。常備が多すぎるとカップ麺ばかり食べてしまうし、一個もないと夜食を食べたい時に、コンビニに行かなければならない。往復6分の距離ですら、できるなら回避したい。そんな訳でカップ麺を一つだけ常備している。備えあれば憂いなしだ。
スーパーで買う時はエースコックのスーパーカップシリーズで、味はその時の気分で決める。安くてボリュームもあって一つで満足できるのが魅力だ。一方でコンビニで買う時は、新発売のカップ麺かカップ焼きそばを買う。以前は、値段が安いからとシーフードやそば、うどんなどを買ってはいたが、味と値段のコスパを考えると、焼きそばの方がいいため、カップ焼きそばを買うようになった。新発売のものは、ただの興味本位である。
その日はカップ焼きそばを手に取り、レジへと向かった。そのまま会計を済ませて帰宅した。
今日、そのカップ焼きそばを食べている。ポットでお湯を沸かし、その間に包装を剥がして蓋を点線のところまで開け、中のかやくとソースの袋を取り出す。その後、かやくを袋から出して容器に入れて、お湯が沸くのを待つ。お湯を容器に注ぎ、さらに1分待つ。1分経過したら湯切りをして、粉末ソースと青のりを混ぜて完成だ。
出来上がった焼きそばを食べ、濃い味と空腹が満たされる満足感を味わう。カップラーメンならお湯を入れて3分、うどんなら5分と待ち時間がある中で、このカップ焼きそばは待ち時間が1分しかかからない。麺をはやく食べられるようにとメーカー側の絶え間ない、1分1秒を縮める努力に感謝したい。さらに技術が進歩すれば30秒、10秒…0秒とさらに短くなっていくのだろうか。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2021/10/1 14:27
など
本読む大学生
暇な時に、書いたりしていこうかなと思います。