邂逅
何度目を擦っても何度深呼吸して前を見ても、俺の目は砂原の大地を写していた。
「…ぁあ?」
俺の頭はまだこの状況を処理しきれておらず、思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。
(俺、雪原を歩いてたよな?なのになんでこんなところに…そういえばアシリパさん達は?大丈夫なのか?)
頭をフルで回転させながら三人を心配する、が
「…とりあえずあのデカい建物のとこに行ってみるか」
そう誰も聞いてない独り言を呟くと、俺は立ち上がって線路沿いに歩き始める。目指すはあのバカでかい建物…建物だよな?
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/4/3 6:27
最終編集日時: 2023/4/3 13:37
オオタカ