惜春 歌詞です。

「花は散ってまた咲いて」なんてよくある歌詞に泣いて単純だったあの日を思い出す。 生前君が残した花弁の匂いが何処か遠くに残る。儚い水色がまだ僕の中にずっとずっと。 季節は鬱々と、暑苦しさと共に巡る。 君の季節はあまりにも脆くて。いつの間にか過ぎ去って無くなってしまう。夢のようだ。嗚呼。 遥、春のことをいつまでも忘れたくないんだ。群青に染まって仕舞うの?囀りも五月蝿い蝉の鳴き声に穢れていくんだ。 遥、君のことをいつかは忘れてしまうなんて。またその時は美しい雲の上でまた教えてよ。また聴かせてよ。なんて。
月宮ちさき
月宮ちさき
中学3年生の月宮です。 演劇部 よろしくね。