初恋と思春期とJK事情

「薫!今日もまた頼めないか?」 彼氏の祐介が困り眉にしながら拝むような手をしている。 「いいけど…最近多くない?」 そう言いながら3000円札を渡す 「ほんとごめん!来月のバイトの給料で返すから!」 頭を下げる祐介をみて、思わず許してしまう。 周りからすれば早く別れろと言われる状況だろう、だが、今の私にそんな考えは持っていないし、持ちたくない。 授業を聞きながら祐介のことを考える。 彼氏ができたのは初めてなのもあって浮かれているんだろう。
桔梗
桔梗