バトルシーン1/2「バッドノベル(粗悪小説)」

バトルシーン1/2「バッドノベル(粗悪小説)」
 わたしは、東京都青梅市北側に位置する家賃2万と心底不安でしかないオンボロ住宅で、朝から晩まで小説をはやく完成させられるよう筆を走らせている。 しかし…「さいきんは若者が小説を読まなくなった」…という小説家にとっては大がつく問題に直面してしまっている。 なにか小説を書く上で“気持ち悪さ”を伝えられれば…。 読者から悪い意味でも良い意味でも、店で並べられた時に一秒でも…目に留まるような小説を作らなければ。 “明るい小説”よりも、“暗い小説”は脳内にこびりつく。 人間の脳内に仕掛けられた“複雑”をどう解くか。 逆手に取るじゃあないがうまいこと使えば最上級の小説を実現できる。 それを探しによく今いる市から、未体験の場所へ遠征することも少なくない。 ノスタルジックな感情や、重々しい歴史を刻み込んだ場所で何かアイディアを掴もうと試行錯誤している。 ちなみにだが、現在は若者の街とよく散々言われている「原宿」へ来たばかり。
ZAKURO〈ザクロ〉
ZAKURO〈ザクロ〉
よろしくお願いします 「自身の書きたいものを書いてきます」