メイドのつとめ(完)

メイドのつとめ(完)
ノートを机に置き、猫に餌をやる。ガチャ、と鍵を開ける音がして、ご主人様…直樹くんが帰ってきた。 「おかえりなさいませ…直樹くん」 「!?」 「ごめんなさい、ノートを見ちゃったの。絵柄が、見たことのある絵柄で、しかも見たことのある絵が描かれていたから」 「ごめん…」 「拉致監禁は許せないけど…でも、直樹くん、なんで、こんなこと」 動揺を隠せない直樹くんは、ノートを抱え、ボソボソと言った。 「君が」 ゆっくり言葉を紡ぎ出す。 「メイドが好きって言ってくれて、庇ったくれた時から、ずっと」
ごましお
ごましお
お赤飯の上に住んでいるごましおです。 趣味程度で書きます。投稿不定期。 ちなみにアイコンは自作。無断使用等禁止。 沙花叉クロヱを推してます。 ただのヲタク。絵を描いたり文書いたりが好きです。よろしくおねがいします。 ここまで読んでくれてありがとう、俺の秘密を教えたるわ(誰得?) 親の許可なしで絵チャグループのマネージャーやってる 活動楽しみじゃい_(:3 」∠)_