恋は必要?

 彼女は、間違っていると思ったことを、間違っていると言える人だった。  たとえ相手が先生でも、クラスの大半が賛成していても、自分が違うと思えば、きちんとそう口にした。  だから、彼女が恋をしていると知ったとき、私は少しだけ安心した。  彼女にも、どうにもならないものがあるのだと思ったから。  放課後の教室で、彼女は窓の外を眺めていた。
水縹 詩雨
水縹 詩雨
みなはだ しう 作家、作詞家、作曲家 X⇨Minamata_novel 小説家になろう⇨王道恋愛系   Novelee ⇨失恋系  エブリスタ ⇨コンテスト用 アルファポリス⇨その他