140文字小説+α その106 「上下巻」

 欲しかった絶版本を偶然入った古本屋で見つけた。  でも、上巻しかない。  できれば、上下巻同時に欲しいけど……。  ええい、これも何かの縁! 上巻だけでも買ってしまえ!  と、思って買い物してきたけど。  ……なんで同じ本の上巻が家に4冊あるんだろうね?  マジで何してんの、私。  2冊なら分かる。4冊て。読みたかった本なのに、家で鎮座していることを忘れていたのか。しかも、3回も。  いや、分かっている。余っている3冊を売りに行けばいいんだ。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。