アヒルと踊り子
朝の透き通る空気が、わたしの身体を照らす。
限りなく透明で穏やかな日差しが、わたしをあたためる。それは大好きなバレエの舞台のスポットライトのよう。でも、ぜんぶ夢だった。
鋭い痛みで目が覚める。
足首がズキリと痛んだ。
「…足、動かないんだ。」
理由はわからない。気づいたら、足が動かなくなっていた。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/7/22 13:32
最終編集日時: 2025/8/8 9:19
羽化
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