『光が包む』(下)

『光が包む』(下)
「そういえば、貴方、幽霊だから水にも虫にも触れなかったじゃない。これで良かったの?」 「うん。私は、別に……」 「あ、そう。」 「あのね、一人だと寂しいんじゃないかって…思って…」 「…………余計なお世話よ、お姉ちゃん。」 私が小さく呟いた次の瞬間、家中の家具が激しく揺れ始めた。 「ちょ、ちょっと、なによこれ!」 「ご、ごめん、すぐに止める。」
ひばり
ひばり
もっと高みに 書きたいときに書くので気まぐれ投稿多め