『光が包む』(下)
「そういえば、貴方、幽霊だから水にも虫にも触れなかったじゃない。これで良かったの?」
「うん。私は、別に……」
「あ、そう。」
「あのね、一人だと寂しいんじゃないかって…思って…」
「…………余計なお世話よ、お姉ちゃん。」
私が小さく呟いた次の瞬間、家中の家具が激しく揺れ始めた。
「ちょ、ちょっと、なによこれ!」
「ご、ごめん、すぐに止める。」
2
閲覧数: 73
文字数: 1506
カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/1/1 12:35
最終編集日時: 2025/3/31 18:12
ひばり
もっと高みに
書きたいときに書くので気まぐれ投稿多め