あなたのお悩み、お聞きします #2
〜1人目 マリーゴールドの悲しみ②〜
「実は私…学校でいじめられていて。クラスにいわゆる陽キャ?1軍?みたいなグループがあって、リーダー格の叶って子がいるんだけど、その子の好きな男子が私のことを好きみたいなことを言ってたらしくて……。ある日突然ものを隠されたり無視されたり」
由亜は少し俯き気味で言った。
「そっか。それは理不尽な理由で、理不尽なやり方だね。辛かったでしょう?」
そして私はいたずらっぽく笑った。
「でも、きっとその子はね、由亜が可愛くてただ嫉妬しちゃっただけなんだよ。由亜はみんなにそんなことをされたのは辛かったと思うし、誰にも話せなかったのも苦しかったと思う。何も分からない私が言えることじゃあないけど、大丈夫。由亜はきっと、みんなとやり直すことができる」
由亜はポロポロと涙をこぼした。
「私…私っ…!今まで誰にも言えなかったっ……!
でも、今日星桜に話せて、心の中の異物がなくなった気がした。すっきりした。まだ学校への怖さがなくなったわけじゃない。お母さんに話す勇気が出たわけでもない。でも…っ、なんとかなるって思える気がした。私ならできるって」
由亜は泣いていたけれど、きらっきらな笑顔をこちらに向けた。
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文字数: 765
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/3/3 12:25
最終編集日時: 2025/3/5 8:13
よる
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