終末の後

「疲れた過ぎて草」  そこは末期の病原菌が蔓延し、政府が完全に封鎖した街。最早生存者を探すにはリスクが高すぎる故に、国はその街を棄てた。  しかしそんな街でもなんとか空元気を作って生き続ける二人の女子がいた。 「分かりみ深w」  どこへ行けども街は崩壊し、道端に当然のように遺体が転がっている。街から脱出など既に諦めており、ただ頑張って生きるより、気楽にしようと吹っ切れるようになった。 「てかさ今日うちらビジュ良?」
影白/Leiren Storathijs
影白/Leiren Storathijs
実は26歳社会人です。 基本ライトノベル書きます。 異世界ファンタジー専門です。 執筆歴は10年以上です。