もう一度④
何度も笑って、泣いて、怒って、不貞腐れて。
時を進むお前と、時に置き去られた俺とでは何もかもが違った。
お前は紛れもなく人間だった。
だからこそ、手放さなければならなかった。
「朔夜(サクヤ)!!」
遠くから聞き慣れた少女の声が俺を呼んだ。
反射的に振り返ると、こちらに手を振りながら駆け寄ってくる少女が一人。時折転びそうになる彼女に俺は声を張った。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/1/29 8:57
未尋
時々、というかほぼ投稿しない時の方が多いけど、パッとした時に思いつきで投稿します!