誰にも届かない夜

誰にも届かない夜
――深夜のファストフード店、窓際。なぎさが一人、カラフルでダークな服に身を包み、イヤホンをしている。目の下には大きな隈。―― (らいかがドリンクを持って、なぎさの向かいに座る) らいか「……お前、またこんな時間にここで何してるんだ?」 なぎさ(皮肉っぽく笑い、そっぽを向く) 「別に。……知らない人にかまわれるの、うざいんだけど」 らいか(落ち着いた様子)
凪颯【なぎさ】
凪颯【なぎさ】
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